NK(Natural Killer)細胞の活性度は、数多くの研究と試験を通じて、がん細胞に対する治療効果を比較·検証できる重要な指標として認められています。
また、NK細胞の活性度はがん発生率とも高い関連性があります。NK細胞の活性度が低くなると、がん発生率は次第に高くなります。したがって、がんの発生率を下げるためには、NK細胞の活性度を高めることが重要です。
TCC TOKYOは、高度な技術を要するNK細胞培養に特化した技術力を保有しています。
比較的に培養が容易なT細胞のみを大量に培養して注入するのではなく、がん細胞に対する強力な除去効果が実証された
高活性NK細胞を一緒に培養することで治療の効率性を高めました。
NK細胞は、がん細胞を攻撃する際にパーフォリンというタンパク 質を分泌し、がん細胞膜に穴をあけてそこにグランザイムという
物質を入れ、がん細胞を死滅させます。また、トレイルというたんぱく質を分泌し、がん細胞の自殺を誘導し、がん細胞を死滅させます。
AKCで培養した免疫細胞にはパーフォリンとグランザイムが90%以上、トレイルは40%以上発現することで、培養前と比べて
遥かに高いがん細胞攻撃能力を持つようになります。
免疫力が極端に低下したがん患者の場合には、NK細胞の数が少なく、実際にがん細胞の殺傷能力が活性化されていない
細胞も多いため、治療によって鈍化しているNK細胞の活性度を高めるように手助けすることが大事です。このような構造をよく理解し、独自培養技術にてNK細胞の量と質を強化させた免疫細胞治療法が「AKC免疫療法」です。
- (株)CHA Biotech研究所提供