AKC(Autologous Killer Cell)免疫療法は、療法を受けられるご自身の細胞を採取し、免疫細胞を培養して
がん細胞のような異常細胞を攻撃する免疫療法で、免疫細胞の中でもNK細胞を中心に培養し治療する方法です。
抗がん剤、放射線治療、外科手術などとは異なり、体力低下及び痛みのような副作用がほとんどなく、併用治療が
可能な安全な治療法です。
一般的に患者様ごとに効果が現れる時期が異なります。一度の注射ですぐに効果が現れる場合や、反復的に4-5回以上
投与した時に効果が現れる場合もあります。また、同じがんでもがん細胞の特性によって効果が異なるため、正確な時期は
申し兼ねます。
保険適用にはなりませんが、医療費控除の対象になります。
AKC免疫療法は、抗がん剤や放射線治療、外科手術などとの併用で治療の効果を高めることができます。
ただし、AKC免疫療法の治療時期については、主治医とご相談ください。
風邪の症状などがある場合は、医師とご相談ください。活性化したNK細胞が大量に体内に入ると強力な免疫作用によって
発熱が起きたり悪寒がしたりする場合もありますので、風邪の症状と重なり、症状がひどくなることがあります。そのため細胞
投与スケジュールに合わせて体調を整えることをおすすめしております。
特別な注意事項はなく、すぐに日常生活に復帰することが出来ますが、当日は無理な運動や飲酒などは控え、
十分な休息をとってください。
当院の提携細胞加工施設は、GMP水準の設備要件を備え、厳格な基準によって運営されております。
なお、すべてのAKC免疫細胞療法は、無菌検査、エンドトキシン試験、マイコプラズマ試験などの徹底した
品質検査を行なっています。
海外在住の方でも治療を受けられます。
医療通訳サービスや送迎サービスも行っております。
現在、海外の多くの国からAKC免疫療法を受診するために来院されています。